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エゴチスムな日々

イタリアの閑暇そしてその悦楽

カラヴァッジョに影響を与えた画家

----- カラヴァッジョは一群の地方画家(ロンバルディア派)の試みを 様式的価値にまで高めた画家だった -----と言った美術史家ロベルト・ロンギ。 カラヴァッジョはミラノで生まれ、そして13歳頃にシモーネ・ペテルツァーノの 工房へ弟子入りしていますが、…

トレント公会議後の宗教画とカラッチ

カトリック教会は1545年から’63年まで断続的にトレント公会議を 開き、教会の建て直しをはかりました。そして教会における美術作品は 「聖書や由緒正しい聖人伝にもとづくものであるべき」と定め、また 「分かりやすく写実的で、これを見る信徒の心に強く訴…

ベルニーニと視覚芸術

イタリアが生んだ天才芸術家は何人かいますが、その中でも 彫刻家であり、建築家であり、また視覚芸術の統合の実践者でもあった ジャン・ロレンツォ・ベルニーニは17世紀最大の天才。 ローマで彼の作品に触れてファンになった方も多いのではないでしょうか。…

カラヴァッジョの静物画 果物籠 

ミラノのアンブロジアーナ絵画館にあるカラヴァッジョの「果物籠」。 先月、かなり久しぶりに鑑賞する機会に恵まれました。 以前観た時と展示位置や照明が変わったので、今までもっと「黄色い」 イメージがあった作品ですが、薄いクリーム色というか白っぽい…

瞑想の聖フランチェスコ:カラヴァッジョ

4月1日から19日までモンツァ王宮にて、カラヴァッジョの1605年頃の作品、 「瞑想の聖フランチェスコ」が無料公開!ということで、見に行ってきました。 こうした1点だけの展示だと、その作品だけに集中できるので、隅々まで 作品を堪能できる気がします。 …

アルテミジア・ジェンティレスキ

16世紀から17世紀にかけては個性的な女性の芸術家が美術史とよばれるものに誕生した初めての時代。その先駆者かつ圧倒的な存在感のあるアルテミジア・ジェンティレスキ。日本でも3〜4年ほど前に展覧会があったので、ご覧になった方も多いのではないでしょう…

エマオの晩餐 カラヴァッジョ

カラヴァッジョの作品の特徴はその「瞬間」を劇的な光と影で表現しているところだと思いますが、その中でも有名な作品「エマオの晩餐」はカラヴァッジョの思想も随所にうかがえるような感じがして好きです。キリストの弟子の2人がエマオ近くを語りながら歩…