読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

エゴチスムな日々

イタリアの閑暇そしてその悦楽

ショパンとジョルジュ・サンド縁のMusée

歴史四方山話 パリ

パリ9区、モンマルトルの喧噪からほど近くに
「ロマン主義博物館」というのがひっそりと佇んでいます。

 

f:id:egotisme:20140829204944j:plain

 

f:id:egotisme:20140829204957j:plain

 

この小さな館はオランダ生まれパリ在の画家
アリ・シェフェールが1830年頃から アトリエ兼住居として
使っていたもので、当時ロマン主義が花盛りだった パリで

錚々たるメンバー達が集まるサロンとして 有名でした。

ショパンやリストなどの音楽家、ドラクロワなどの画家、

そして作家のジョルジュ・サンドやヴィクトル・ユゴー。
聞いているだけでクラクラしてきそうな 麗しいメンバーの名前が

連なりますが、そうした人達がここで 集まって親交を深めていたようです。

 

f:id:egotisme:20140829205152j:plain


時にはショパンが、リストが、ピアノを奏でそれを囲んで色々と

芸術や文学について 話し合っていたのでしょうか・・・

小さいながらも素敵なサロンには縁の品々が展示されていて

当時を彷彿とさせます。


現在は邸宅博物館として公開されていますが、特に画家の親交が

深かったジョルジュ・サンドの 遺品がメインに展示されていました。
全て彼女の孫からの寄贈らしいです。
展示品や絵画自体はそれほど多くないのですけど、
この建物自体がすでに「歴史」になっていて
ロマン主義の雰囲気をたっぷり味わえるよう配慮されています。

 

f:id:egotisme:20140829205756j:plain

 

遠くて少し見えにくかったのですが、当時著名人の肖像画を

多く手がけていた画家オーギュスト・シャルペンティエ描くサンドの

肖像画が特に印象に残りました。


その他の見所はなんといっても、石膏で作られた ショパンの手と

ジョルジュ・サンドの手だと思います。

 

f:id:egotisme:20140829205424j:plain


誰でも一度はショパンの美しいメロディーを 聞いた事があると思いますが、

あの美しい音楽をこんなに小さくて繊細な手で創造していたのだと
思うとビックリしますね。

ジョルジュ・サンドの手も柔らかな感じの 女性らしい手でした。

この手が、あの膨大な小説群を書き上げていったのだと
思うと、彼女のファンである私はいつまでも手を見ていたい気分でした。

その横に彼女の直筆と、使っていた鷲ペンが。
まだまだ何か書こうと思っていたらしい跡が見えて、

それが達成されなかったのを残念に思ってしまいます・・・

 

f:id:egotisme:20140829205711j:plain


小さな薔薇が咲く、緑豊かな空間に小さな邸宅。
その緑豊かな空間に、春~夏の間だけ 小さなカフェがオープンします。

館内を見終わって、小さな薔薇を見ながら
ゆっくりカフェを飲む・・・至福の時です。

 

 


人気ブログランキングへ